冠婚葬祭と情報化 (1年目)
学識経験者の先生方に委託している研究調査は、2021年度からは「冠婚葬祭と情報化」というテーマで3か年にわたって実施されています。2021年度はその1年目について論文としてまとめていただきました。
(なお、本研究調査は、互助会保証株式会社からの委託事業として行われているものです。)
※先生方のご所属は2022年3月末時点のものです。
- 1. 葬儀と結婚式に見られるDX(Digital Transformation)の浸透の可能性について
(國學院大學 教授 石井研士) - 2. 冠婚葬祭と情報化に関する研究
- はじめに
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也) - 2.1. プリント班 概要
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也) - 2.1.1.作法書に見られる情報と社会層
(国立歴史民俗博物館 教授 山田慎也) - 2.1.2.冠婚葬祭における衣装・用具・施設を「共有」するということ
――石川県旧能美郡の事例
(大正大学 非常勤講師 大場あや) - 2.1.3.スピリチュアル系書籍に描かれた先祖観と墓参りの作法
(国際宗教研究所 研究員 問芝志保) - 2.1.4.八事斎場再整備計画と八事霊園納骨堂における長期利用について
(名古屋学院大学 准教授 玉川貴子) - 2.1.5.オンラインショップにみる葬祭領域の印刷物について
(ものつくり大学 教授 土居浩) - 2.2. インターネット班 概要
(ものつくり大学 教授 土居浩) - 2.2.1.コロナ禍における結婚式の開催と情報システムの利用
(国立歴史民俗博物館 助教 橋本雄太) - 2.2.2.オンライン墓参の可能性
(一般社団法人シニア生活文化研究所 代表理事 小谷みどり) - 2.2.3.納骨堂におけるデジタル情報技術の導入動向
(東京大学 先端科学技術研究センター 特任講師 瓜生大輔) - 2.2.4.お墓と記憶のデジタル化
——QR コード付墓石とオンラインメモリアルサイトをめぐって——
(國學院大學 PD研究員 宮澤安紀) - 2.2.5.情報産業としての葬儀業:情報化による職能実践と儀礼実践の変容
(自治医科大学 教授 田中大介) - 3.1. 冠婚葬祭を中心としたデジタル化・情報化がもたらす課題解決の事例収集
(冠婚葬祭総合研究所 研究員 後藤恵理) - 3.2. 七五三と貸衣裳 ―紙媒体から動向と意識の整理を試みる―
(冠婚葬祭総合研究所 研究員 田口祐子)